【基板ソフト】図研のCR-5000シリーズ

基板設計を依頼する際に把握しておきたい図研のCR-5000の概要について解説

図研のCR-5000は、多くの企業に採用されている基板設計シリーズです。基板設計システムのBoard Designerをメインに、設計に役立つシステムが揃っています。様々なソフトを取り扱うニソールでは、CR-5000シリーズでの納品も可能です。

図研CR-5000シリーズの概要

PCのキーボードを操作する人物の手元

図研のCR-5000は、多くの企業に採用されている基板設計シリーズです。ペースメーカーをはじめとした医療機器や航空宇宙産業、自動車など、様々な業種で導入されています。

こちらでは、同シリーズについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Board Designer

設計作業をスムーズに行うための工夫が凝らされた基板設計システムです。配線コマンドはスピーディーかつ高密度な設計に対応、アートワークコマンドは汎用性の高い編集を可能にします。レベルの高い設計作業でも効率的に行うことができるのが魅力です。

近年の基板設計は小型化、高密度化が求められており、高速の回路を実装させるために多種多様な電気的制約を念頭に入れながら作業を行わなければなりません。このシステムを使えば、たとえ最小配線長制限がある場合でも、面倒な設定作業を行うことなく迂回経路を自動作成し、誤ったパターンは修正を行います。

アコーディオンなど、迂回の形状の設定も可能です。細かなところまで気の利くオペレーションが備えられ、しっかりとした安定感を感じながら作業を進められます。

System Designer

バリエーション豊かな基板設計環境で用いることのできる回路設計システムです。Board Designerと連携すれば、最大限のパフォーマンスを発揮します。例えば、ネット属性の情報や部品の属性などを共有できるため、設計制約条件を加味しながらスムーズに回路や基板の設計ができるようになるのが特徴です。また、回路設計で設定された設計制約条件はBoard Designerの設計にも引き継がれ、自動的な配線・配置に役立てられます。

Lightning

回路から基板まで、設計の工程をスピーディーに実施するために役立つ設計環境です。同様の解析エンジンを持ち、設計制約条件の共通化・統合を行うことで、どの工程でも同一のユーザーインターフェースで設計制約条件を変更したり、活用したりできる他、解析も可能です。基板設計のクリティカルなネットに対して、ダイレクトに解析を実施できるのが魅力といえます。

EMC Adviser

信号品質、ノイズ特性、電源品質といった電気に関する条件やノウハウを正確に基板設計へ適応するためのツールです。EMCに対する専門的な知識がない人を前提としたものですので、初めてでも簡単に取り入れやすくなっています。また、Board Designerのためのツールであり、設計作業を途中で止めることなくEMC設計に取り組むことが可能です。Board Designer単体での使用や回路図からのEMC設計指示など、用途に応じて利用できるのも嬉しいポイントとなっています。

Design Force

Design ForceはCR-8000シリーズの機能で、システム全体視点での設計・検証を実現します。高難度の設計においても直感的に作業を行えるよう、マルチCPU・マルチスレッド対応・3Dグラフィックスエンジン(GPU)の活用・64bitネイティブ対応など、様々な技術が採用されています。ユーザーインターフェースについても改善され、圧倒的なパフォーマンスが実現している点が特徴です。

ニソールのプリント基板設計では、「CADLUS One」や「CR-5000シリーズ」など、様々な形式でのデータ納品が可能です。基板設計ソフト開発と基板設計、両方を社内で行っているため、踏み込んだところまで手厚いサービスが可能です。基板設計のご依頼を検討している場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

基板設計のご依頼ならニソールへ

2人でPCを見る様子

CR-5000シリーズは、多くの企業で採用されている回路・基板設計シリーズです。医療機器や航空宇宙産業、自動車など、様々な業種で導入されており、展開しているシステムは多岐にわたります。

基板設計システムのBoard Designerをメインに、回路設計システムであるSystem Designerやスピーディーな設計環境に対応したLightning、EMCの専門知識がない人でも扱いやすいEMC Adviserといった製品は、国内だけでなく世界中で用いられています。

基板設計に関するご相談なら、ニソールへお問い合わせください。
ニソールでは基板設計ソフト開発と基板設計、両方を社内で行っているため、踏み込んだところまで手厚いサービスが可能です。

プリント基板設計においては、以下の形式でのデータ納品を行うことができます。

  • CADLUS
  • OrCAD
  • 図研 CR-8000 Design Force
  • 図研 CR-5000 Board Designer
  • PADS Standard
  • KiCAD
  • Altium Designer

データ変換に対応できるといった強みを活かし、最終的な検証まで対応でき、お客様のご希望に合わせたサービスを提供してまいります。基板設計のご依頼を検討している場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

プリント基板設計のご依頼は、基板設計ソフト開発も行うニソールへ

会社名株式会社ニソール
住所〒350-1306 埼玉県狭山市富士見2丁目2−12
電話番号04-2958-8600
受付時間9:00~17:00(土・日・祝日は除く)
FAX番号04-2958-3939
メールinfo@nisoul.co.jp
設備機器CADLUS One、CR-5000 PWS、CR-5000 BD、OrCAD
事業内容
  1. 電子機器、プリント基板の設計
  2. CAD/CAMシステムソフトの開発、販売
URLhttps://www.nisoul.co.jp/
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